JFIR research studies
JFIR seminar / symposium
欧州は今:重層的多極化する欧州とアジア
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最新のコメンタリー
e-論壇百花斉放
JFIR主催 / GFJ連携 / CEAC連携 / WSD後援
右翼ポピュリズムが国家安全保障を蝕む悪影響
右翼はしばしば、自分達の方が愛国的情熱と国防への尽力では国内政治上の反対勢力を上回っていると喧伝している。しかし彼らの独善的な統治によって国家も国民も危険にさらされる恐れが高まる。昨年10月にハマスがイスラエルに侵攻してガザ地区との国境付近のキブツ住民や音楽祭参加者への暴行虐殺におよんだ際に、『サピエンス全史』および『ホモ・デウス』の著者で著名なヘブライ大学のユヴァル・ノア・ハラリ教授は『ワシン
河村 洋
外交評論家ロシアのウクライナ侵攻から2年・何もできなかった西側諸国
2022年の2月24日に、ロシアがウクライナに侵攻した。それから2年が経過する。実際に、戦っているウクライナやロシアにしてみれば、「戦争が始まった記念日」などというものは全くないはずだ。ウクライナなどは「攻め込まれた」ということで記念も何もない。そのことから「2年の節目」などと報道している日本の「平和ボケ」がなんとなく悲しいのではないか。逆に言えば、毎日誰かが死んでいるという状態である。そのこと
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト民主主義を捨てたロシア
2月18日にロシア当局から残念なニュースが届いた。長年プーチン大統領をはじめとするロシア政府に対して、反対運動をリードしてきたナワリヌイ氏が死亡したということだ。北極圏にある極寒の施設に収容されていたと聞くが、散歩中に倒れて急死したという説明だ。心からのご冥福を祈りたい。 しかしこれに対してロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領をはじめ、多くの民主主義国首脳からは、明らかに
船田 元
衆議院議員世界平和の架け橋 日本が適任
ウクライナ戦争で二年間で一万人の生命が奪われた。平和な美しい国ウクライナが今はビル、家屋の破壊痕の焼け野原の光景に変貌した。我が国も二発の原爆で広島、長崎が吹き飛んだ。もちろん都市も焼き尽くされた苦い経験を持つ国家。 よく外交で戦争を回避すべきと聞くが、この外交力は気候のように自然任せでは実現しない。外交力の風土は交渉力が不可欠、言葉をかえて言えば、相手との取引上手になる能力である。スポ
冨田 巖
団体役員拡大するBRICS
新興のBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が世界の注目を集めている。20カ国から成るG20は1999年に始まったが、これは、G7にロシア、そして当時新興国と呼ばれたアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、サウジアラビア、南アフリカ、トルコを加えた集団である。これら12カ国が、その後目覚ましい経済発展を遂げたことは周知の通りである。そ
舛添 要一
国際政治学者国連に巣食うテロ組織UNRWA
日本人にとって「国連」という名称を関するだけで、まるで正義の使者のように感ずる向きも多いのですが、実際、国連は第二次世界大戦の戦勝国が自分の利益を優先するための独善的な機関にしかすぎません。そんな国連ですが、設立早々からとんでもない下部組織をつくっていました。それがUNRWAです。第2次世界大戦終結の4年後に設立され、75年の歴史を持つ古い機関です。本部はヨルダンの首都アンマンとガザにあります。
赤峰 和彦
自営業最近の活動報告
2024年3月6日
公開ウェビナー「領土・主権をめぐるリベラルな国際秩序への挑戦と日本の対応」バックナンバー
日本国際フォーラム ( JFIR ) とは
日本国際フォーラムは、市民社会の側から、つまり民間・非営利・独立・超党派の立場から、会員および市民の参加を得て、外交・国際問題について研究・討論・交流・提言等の活動を促し、もって内外の世論の啓発に努めることを目的としますが、それ自体が組織として特定の政策上の立場を支持し、もしくは排斥することはありません。
特定の提言の内容について責任を有するのは、あくまでもその提言に署名した者に限られます。日本国際フォーラムは、1987年3月に財団法人として設立されましたが、2011年4月以降は、内閣総理大臣からその活動の公益性を認められて、公益財団法人に移行しました。