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2006-04-21 00:00
米国における知日派育成の重要性
木下 彩子
大学院生
森本敏氏のコラム「繰り返してならぬ日米同盟の危機」を興味深く拝読いたしました。「日米関係でうまくいっているものは何もない」との氏のご指摘に賛同いたします。私は米国の大学院で日米関係を学んでおりますが、米国の専門家や学者の日本離れは著しく、日本への関心・親近感がどんどん下がってきているのを実感いたしております。
牛肉輸入問題、在日米軍基地問題、歴史問題、国連安保理改革など、日本の政策の部分的な面だけが注目され非難されるのは、森本氏の言うように日本の国としての外交戦略の全体像が見えないからで、一貫性や説得力を欠くものだからです。「日本に戦略がない」というのは直視すべき事実です。とは言え、対米戦略と言えば、長期的に個別の政策立案以上に重要なのは、米国の現政権から知日派と呼ばれた人々が皆去ってしまった今、早急に米国の知日派を育てることではないでしょうか。そのための意識的な努力がほとんどされていないことに危機感を感じます。
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