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2006-04-22 00:00
「失敗国家」の意味を今少し吟味すべきではないか
山崎 義久
研究職
第26政策提言(佐瀬昌盛主査)の17頁などで統治機能が失われた国家としていわゆる「失敗国家(failed state)」が取り上げられ、例としてアフガニスタン、スーダンが挙げられている。これは見方によるが、スーダンは一応中央政府がダルフールなどの西部の一部地域を除いて全国を統治している。中央政府の威令がカブール周辺にしか及ばないアフガニスタンと同じ範疇には入れられないのではないか。
むしろコンゴ民主共和国、ソマリアの方がアフガニスタンにより近い状況にある。「失敗国家」と言うよりも「テロリスト養成の危険性がある国家」とか「平和への脅威となる国家」とした方が文脈がより通じると考える。
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