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2006-05-08 00:00
民主党よ、日教組と手を切れ
松原 誠
大学教授
昨年小泉自民党が総選挙で圧勝した直後の時点の「JFIRコラム」の中で、茂木友三郎氏は「民主党は、まずもって、党内において総選挙での敗因について、共通認識を持たなければなるまい。主な敗因の1つは、言うまでもなく、自民党が郵政問題を通して自壊すると考えて守りの姿勢に入ったことであろう。スポーツでもビジネスでも、守勢になったら負けである。もう1つの主な敗因は、自民党が、従来の支持者とも袂を分かつようなリスクをとってまで改革を進める意志を示したのに対し、民主党は、それができなかったことであろう。有権者に対し、既得権を守っているような印象を与えてしまったのである」と指摘しておられる。
その慧眼に改めて敬意を表するとともに、今日の時点で茂木氏の指摘された問題点を再提起してみたい。それと言うのも、茂木氏の指摘の意味を取り違えたのか、前原民主党は偽メール事件などという、とんでもない形で偽「攻勢」を仕掛け、結果として惨めな敗退を喫したからである。真の「攻勢」とはそのようなものではない。茂木氏が指摘しておられたではないか。わが身を切ることによってのみ、真の「攻勢」は可能になるのである。幸い、小沢新代表の登場によって民主党は一息ついているようであるが、真の「攻勢」とは魔女田中真紀子の笛につられて踊ることではない。「自民党が、従来の支持者とも袂を分かつようなリスクをとった」ように、民主党も日教組や官公労などの既得権益グループを切り捨てることである。それ以外に民主党が「攻勢」に転ずる道はない。
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