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2010-03-31 00:00
目に余る鳩山政権の政策運営の稚拙、拙劣、愚劣
山田 光彦
元総合商社役員
政権を担うことになって6ヶ月以上たったが、長い雌伏期間があったにも関わらず、その間の勉強不足、準備不足は目に余るものがあり、もはや許されない段階といえる。政策決定メカニズムが欠如したまま、思いつきの政策が提示され、本質的論議が無視されたまま、選挙対策に最優先度が置かれている。
その政策運営の拙劣さ、愚劣さは、対米外交、媚中外交、郵政改悪、公務員制度改悪、二酸化炭素25%削減、外国人居住者参政権付与、財源無視のバラマキ政策と枚挙にいとまがない。
普通の企業なら、compliance、accountability, transparency を重視するのは、当然の行動規範であり、これらに違反する事態が起きれば、経営トップは直ちにメディアや監督官庁から指弾されると同時に、辞任を余儀なくされ、需要家、市場からペナルティを受けるのが常識化している。
しかるに日本の政治においては、透明性の欠如、説明責任の欠如が指弾されないだけでなく、政策の結果は検証されず、結果責任の所在も追及されない。これらの批判をし、対案を具体的に提案するだけでも、自民党及びみんなの党は、心ある有権者から賛同票を得られるのではなかろうか?
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