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2006-06-10 00:00
ピークオイル問題に正面から取り組むべきだった
小倉正
アルバイト
第27政策提言「国際エネルギー安全保障体制の構築」について、ブログ「ん! -ピークオイル時代を語ろう-」(http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/forum2/)を制作している立場から批判の弁を述べます。新・国家エネルギー戦略に並行して作られたと思われる、今回の日本国際フォーラムの政策提言「国際エネルギー安全保障体制の構築」ですが、その中では、もっとも重要な問題、ピークオイル問題が取り上げられないままだと言えます。
2005年2月発行の米国エネルギー省のヒルシュ・レポートにあるように、ピークオイル問題の本質は、「ん」の字形の分岐部のように、右肩上がりの需要とピークを迎えた供給量の間で急激に需給のギャップが広がる問題です。http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/forum2/2569.htmlをご参照下さい。このギャップを起こさないようにするためには、ピーク時の20年ほども前から、定量的にギャップを埋められる一連の施策を具体的なプロジェクトとして突貫工事の事業を走らせ始める必要があります。そのような定量的な手札となるクサビ(Wedge)の内容について、一つも触れていないのが、今回の政策提言の欠陥であると言わざるを得ません。
追加:
2010年までにピークが来ている最悪のケースのリスクを現実にあるものとして認めて災害対策級の緊急対策を練るとともに、2030年までにピークが来ることを確実視して、計算できる対策を走らせる着実に現実のものとしていく必要があります。
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