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2010-05-29 00:00
安全保障だけは、政府の怠慢は許されない
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
僭越かもしれませんが、意見を述べる事をお許し下さい。日本海、東シナ海、台湾、フィリピン当たりの地図を見ていると、極東アジアの安全保障を考えた時、沖縄の米軍基地は最適な地理的立地条件と見えます。沖縄の次は、対ロシアであれば択捉島でしょう。しかし、アジア全体の効率を考えると、他には適地は見当たりません。仮に自分が米国の参謀総長であったら、当然そう判断するでしょう。解決策が無い事もありません。日本がアジア極東の安全保障に全責任を担うことです。それなら、他の手も考えられるかもしれません。しかし、それは非現実的です。
普天間、辺野古問題でマスコミは賑わっていますが、日米両政府とも、第二次大戦で戦場となり、民間人の犠牲者が多数出た沖縄の人々に対して、言うべきことがあるはずだと思います。それは、「米軍基地があり、海兵隊がいる限り、そして日本政府が存在する限り、どこの国であれ、沖縄に対する武力攻撃は許さない。指一本触らせない」と誓うことです。韓国哨戒艦撃沈事件を起こした北朝鮮にしろ、これが北朝鮮にとっては盧溝橋事件のつもりであって、次には真珠湾攻撃をねらっているとしても、米国の威信をかけて、日本政府も自衛隊の総力を上げて「沖縄には、永久に、いかなる国も、武力攻撃の指一本触れさせない」と誓うことです。
国の安全保障とは重要な問題です。バカなテレビ解説者が「抑止力や安全保障の問題が、お茶の間の話題になってよかった」などと、呆れた事を言っていました。一般の国民は皆、自分の生活や仕事のことで忙しく、そんなこと構っていられる訳がありません。それこそ政府がしっかりしてくれれば良いだけです。
自民党も、財政支出要求団体との馴れ合い政治で日本の財政をめメチャクチャにしましたが、日米安保だけは真剣に考えていたようですね。民主党も、選挙にプラスならドンドン国家財政を使い、足りなければ増税して、重税国家にしても、政府が経済成長させるから構わないくらいにしか思っていないようで、「権力さえ取れば、自分たちが国民の上に立って、何でも上手く行く」と考えているようです。しかし安全保障面の世界的視野だけは、しっかり持って、国民に安心感を与えて欲しいものです。
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