ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
本文を修正後、投稿パスワードを入力し、「確認画面を表示する」ボタンをクリックして下さい。
2010-08-22 00:00
広田義男氏に一筆啓上したい
西村 洋治
団体役員
私は、一日一回はかならず「百花斉放」「議論百出」「百家争鳴」に目をとおしている。いわば熱烈なファンの一人であるが、それは掲載される投稿記事の主張や論理の知的水準が高いだけでなく、投稿者が本名を名乗って、その言論に責任を取っているからである。一言でいって、「ちゃんねる2」とは、わけが違うからである。
その観点からいって、8月20日付けの本欄に掲載された広田義男氏の「マスコミの政治介入はいい加減にせよ」については、残念ながら「これはちゃんねる2とはどう違うのだろう?」との感想を抱いた。今後とも、この掲示板「百花斉放」「議論百出」「百家争鳴」が高い知的水準を維持し、読む人たちにとって、読む価値のあるものでありつづけてほしい、と願う立場から一筆啓上したい。
広田氏は、8月18日の本欄に掲載された杉浦正章氏の「山岡主導の『小沢擁立』論は見当違い」を批判して、「誰が代表選に出ようが、それは本人の自由ではないですか?」と述べておられる。私は、杉浦氏の毎朝の政局分析を楽しみにして、愛読している者の一人であるが、杉浦氏の政治評論の妙味は、一貫して政局の現状分析と将来予測に徹する禁欲的なその筆致にあると思っている。
杉浦氏は、小沢氏に「出るな」と言っているわけでもなければ、まして特定の政策を「採用せよ」と迫っているわけでもない。ただ、諸般の情勢(そのなかには、もちろん世論やマスコミの動向も含まれる)を総合勘案して、「小沢氏は結局代表選に出ないだろう」と予測しているにすぎない。「誰が代表戦に出ようが、それは本人の自由ではないですか」というのは、それ自体としては正論かもしれないが、杉浦氏への反論としては見当違いなコメントになっている。なぜなら、杉浦氏は、そんなことは一言も言っていないからだ。
投稿パスワード
本人確認のため投稿時のパスワードを入力して下さい。
パスワードをお忘れの方は
こちら
からお問い合わせください
確認画面を表示する
記事一覧へ戻る
公益財団法人
日本国際フォーラム