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2010-12-23 00:00
国民目線の確立の為の「大連立」の必要性
現田 実
サラリーマン
12月22日の本欄への角田勝彦様の投稿「菅首相は、民主党内紛にこだわらず、国民目線に戻れ」に賛成です。そこで、国民の期待を裏切らない(国民目線)の政治の為には何が必要か、具体的に考えてみました。(1)大連立、(2)雇用改善、(3)成長戦略の三つは欠かせません。以下に、その理由を述べます。
(1)大連立が何故に欠かせないのか?
民主党の信用が崩落している原因は何処にあるのでしょう。言うまでもありません。民主党では1兵卒の小沢さんが、総大将をオモチャに出来る不可思議な状況があり、それが原因で、信用が崩落しているのです。自民党と大連立を構築して、安定した議員数を確保すれば、民主党の「1兵卒」が全党をオモチャにするような情けない現状から脱却出来ます。
(2)雇用改善が何故に欠かせないのか?
日本の雇用がこれ程までに破綻している事実と自民党の支持が盛り上がらない事には関連があります。
「ピンハネ無制限」の派遣法を成立させ、公務員達に天下り会社への「丸投げ」を許し、日本の雇用を自滅させたのは、自民党政府です。自民党は、民主党との大連立を過去の過ちと決別する好機と考えれば、チャンスが生まれます。小沢派の影響力を排除する意味で民主党に恩を売る事が出来ますし、子ども手当や外国人参政権などの民主党の過ちを制止する事も出来るはずです。自民党にとっても、民主党にとっても、再生のチャンスであり、国民にとっても大連立は良い事です。
(3)成長戦略が何故に欠かせないのか?
日本が足踏みしている間に、他国は着実にテクノロジーを進化させ続けています。環境では、時代遅れの石油依存から脱却し、脱石油を前提にした交通体系を組まねばなりません。医療では、生命操作等を推奨する形での医療テクノロジーを模索せねばなりません。時代遅れの国籍法を手直しして、日本国籍者と婚姻して3年以上婚姻関係を継続させた者や留学等で日本の大学を卒業した者には、日本国籍を取得させるべきです。将来的には、国籍付与の権限を与えられたスカウトを世界各国に放つぐらいの意気込みすら必要かも知れません。
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