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2011-01-06 00:00
日本人は「努力」の意味を間違って解釈していないか?
現田 実
サラリーマン
新年早々、ちょっと陰気な話題で申し訳ないのですが、日本が今日これ程の苦境に陥っている原因は、「努力」の定義を間違った所為ではないでしょうか。一般的には、「努力」とは頑張る事を意味していると解釈されています。しかし、「効果的な行動」を「効果的なタイミング」で実行出来なければ、効果は不十分です。不十分どころか、有害なケースもあります。
苦しむ患者に間違った投薬を実行すれば、高い確率で命を奪います。頑張って投薬したか否かは、全く関係がありません。仮に投薬の選択が正しくても、症状が進行して手遅れになってからでは、無意味です。
政治で言えば、与党民主党の子ども手当や雇用対策です。子ども手当は、少子化対策としては無力ですし、「ピンハネ屋」を野放しにしたままでの雇用対策なども、無効である事は明白です。
野党自民党で言えば、民主党を追い込んでも、過去の過ちを自覚出来なければ、日本に更なる苦境を呼び寄せる事は明白です。自民党の施策である派遣企業の合法化や道路優先の交通政策は過ちでした。是非とも両党の皆様には、冷静になって、もう一度どこが「努力」のしどころなのかをよく考えなおして頂きたく存じます。如何でしょう?
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