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2011-03-26 00:00
電流サイクルの統一がより合理的である
松井 啓
無職
3月26日付けの本欄に平林博氏より「今こそサマータイムを導入せよ」とのご投稿があった。この緊急時に「ありとあらゆる節電対策を動員する必要がある」として、その「切り札の一つは、サマータイムだ」と主張しておられる。
私は、サマータイムも一案だが、それよりも「関東と関西の電流のサイクルを統一し、日本全体で電力を融通しあう」体制をつくるほうが、より合理的かつ即効的だと思うので、以下に提案してみたい。
サマータイムは、日本ではもともと米軍により強制的に導入されたが、「日本の風土には合わない」として、廃止された。定着しない理由の大部分は現在でも生きており、欧米諸国に合わせる必要はない。日本では、夏時間の5時になったからサッサと帰宅して、それからテニスやゴルフなどできる余裕や体力があるのは、通勤に時間がかかることもあり、大企業のエリート社員や中央官庁の役人に限られる。中小企業従業員などの一般大衆は、早朝起床の寝不足に残業が加わり、疲れ果てるだけだろう。
東日本大震災の後遺症改善のための節電なら、たとえ一時的に費用がかかっても、関東と関西の電流のサイクルを統一し、日本全体で電力の融通ができるようにするのが、今後も起こりうる震災対策、産業政策の観点からも、より合理的であろう。
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