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2006-09-06 00:00
「便法」はいつまで可能か
小笠原高雪
山梨学院大学教授
9月4日付けの角田勝彦氏の投稿「自民党総裁選安倍候補の『解釈変更による集団的自衛権行使』は無理」には聞くべきところが多いと思う。とくに最後の部分の「神学論争より地道な努力こそ求められる」という指摘はそれ自体としては全く正当である。
安部氏は自身が岸元総理から影響を受けていることを隠していない。その場合、岸元総理が安全保障問題に「正攻法」で取り組みそれにある程度まで成功したと評価するか、「正攻法」に付随した政治的コストの故に「再定義」とか「再確認」とかの便法が余儀のないものとなったと評価するかによって、異なる考え方が出てくるであろう。
ただ、そこで問題となることは、角田氏のいう「地道な努力」そのものが、個別的自衛権の枠内において今後どこまで可能なのか、ということであると思われる。この点について現役の政治家や官僚の人々はどのように考えているのであろうか。これが私の知りたいことである。
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