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2006-09-20 00:00
「法」は「理」に優先する
角田勝彦
団体役員
9月18日付けの斉藤真一氏のコメント「『理』を主張しなければ、『法』の進化が停まる」に感謝する。百花斉放・百家争鳴こそ本欄の趣旨であろう。
コメント自体については残念ながら拙論を誤解されているように思われる。私は「法」は「理」に優先するという法体制を説明している。各人の「理」の上に立って規制するのが「法」である。自分の理屈に反するからと言って「法」を無視できないと言っているのである。「法」が気にくわなければ、まさに国会を通じて改正すれば良いわけで、「現役の官僚」が実は改正の政府案提出のイニシアティブをとっている例も多いと思われる。
要するに、現行憲法に問題があれば規定されている手続きに従い改正すべきということである。
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