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2014-01-04 00:00
「平和の党」公明党さんへ
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
公明党山口代表の演説をニュースで読み、その内容にがっかりしています。安倍総理の靖国参拝を批判して、「国民と国際社会に謙虚に耳を傾けよ」とおっしゃったそうですが、本当ですか。小中学生のいじめ問題に対して、いじめられた子供に「君さえ我慢すれば、すべてが治まる」と口説く、日教組的なご発言だと思います。結局いじめられた子供は、自殺するか、はたまた凶器を持って相手に危害を加えるかしか、対抗手段がなくなってしまいます。「平和の党」は立派な名前だと思いますが、問題は内容です。恒久的に世界の平和を実現して行くために、日本は何をどうすればよいのでしょうか?
戦後50年間、反日教育を徹底してきた中韓両国政府に対して「戦後の日本はそんな国ではない」と明言してください。日本国民のほとんどは、隣国である中国や韓国と仲良くやりたいと考えています。しかし、彼らが異常ともいえる「反日」一辺倒の教育をしているのです。かれらは、日本を仮想敵国としており、日本を追い詰めて、盧溝橋事件や真珠湾攻撃を再発させようとしています。そのあとで、日本を袋叩きにするためです。公明党さんは、そこまで中国共産党政権や、韓国朴政権の意図を考えてみてください。今の公明党の考えは政権与党として余りに未熟です。日本の平和と安全を維持してゆくために、今、政治や外交はいかなる手を打ってゆくべきかを熟慮してください。「平和」とは、唱えればかなうものではありません。「平和」とは、しっかりとした安全保障政策を政府が行うもとで、1億2千万人の全国民が生涯食べて行けるような経済活動の継続が可能となる方途を講ずることです。
私も軍国主義には大反対です。「満州事変」や「支那事変」当時の日本の政府、軍部、官僚の判断、行為には怒りが収まりません。かつて中東に駐在していたとき、当時のイラクのサダム・フセインがクエートに侵攻した後、「旧日本軍の轍は踏まない(戦線拡大の愚は犯さない)」と言って、クエートから一歩も外には出ようとしませんでした。旧日本軍はそれほどまで馬鹿にされているのだと改めて感じました。北朝鮮の金正日主席でさえ、言葉でどんなに挑戦的なことを言っても、行動では旧日本軍より慎重でした。
言わんとすることは、今、中・韓両国の「政府」は、日本に対して善意を持っていないということです。まず彼らのやるべきことは、国内での反日教育をやめることです。反日教育と日中・日韓友好は、両立しません。思うに、戦後70年に及ぶ日本の平和努力が実ることは、両国にとって好ましくないことなのでしょう。であるとすれば、残念なことながら、日本が今やるべきことは、一方で自存自衛の態勢を整えるとともに、他方で旧連合国の米英仏などの信頼を得ることです。そのためには、これまでの「あれもしない、これもしない」という消極的平和主義から脱皮して、積極的に世界平和の構築に向けて貢献する日本の意志を示すことが大切です。ただひたすら「武力を放棄すれば、平和が保てる」という幻想に浸るのではなく、「武力を使わないで済むように、武力を持つ」という戦略を持つことです。中国共産党政権の本音は覇権主義ですから、まさにファシズムです。公明党さんは「ファシズムの国の言い分に耳を傾けろ」と主張しておられるのでしょうか。それなら、それはチェンバレンの宥和主義と同じです。せめて、どうしたら中国や韓国にその「反日」教育をやめさせるか、そこから考えてみてください。
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