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2007-01-19 00:00
南京大虐殺問題とアルメニア大虐殺問題の交差する未来
四条秀雄
不動産業
南京大虐殺事件とアルメニア人大虐殺事件の関係について、述べてみたいと思います。
アルメニア人大虐殺事件は、トルコのEU加盟の是非に関連して、政治問題化しています。そしてその背後には、トルコの長期的な人口増加の問題があります。他方、南京大虐殺事件は、日本の国連常任理事国入りに関連して、政治問題化しています。そしてその背後には、日本の長期的な人口減少の問題があります。
先の日本の国連常任理事国入り問題での中国の行動から、中国はアジアにおける一国覇権を望んでいることが明確になりました。日本が常任理事国でないのは全くおかしいのですが、中国がそれを阻止するためには何をすればいいのかというと、つぎの3つでしょう。
(1)日本の国力の時間的推移を見定める。→長期的に人口減少。
(2)日本の実力を情報戦で辱める。→南京大虐殺問題。
(3)国連での表決での票固めをする。→アフリカ囲い込み。
この二つの問題の同時性も情報を収集して分析しないといけないと思います。冷戦が終わり、戦前と同様に非道外道の通る時代に入ったという自覚が無いと生きていけない時代になりました。ルールは変わり始めています。従軍慰安婦問題や南京問題がこれ以上拡大するなら、日本はいよいよ広島や長崎原爆問題を国際的な問題として挙げるべきかもしれません。北朝鮮やイランの核問題が収拾がつかなくなるなら、原爆カードを切るべきかもしれません
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