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2007-02-02 00:00
日本は覇権ゲームの実態を見よ
四条秀雄
不動産業
米国のイラク戦争に関して、私は自分の納得できるストーリーを聞いたことがありません。論争の多くの分析が射程とする時間の単位が短かすぎるからです。なぜEUは成立したのか?なぜドイツにトルコ人がいるのか?なぜ日韓の間に竹島問題が生じたのか?なぜ北方領土問題は解決しないのか?いずれも数十年以上の分析の射程がないと理解できません。
EUの成立には、戦前からの国際通貨問題の流れがあります。ドイツにトルコ人がいるのは、ドイツが日本のように米国に屈服したわけではないことを意味しています。竹島問題や一つの中国論などは、大日本帝国の3分割を固定化するためのものです。北方領土が戻らないのは、ロシア内の戦略部門が日ロ関係をコントロールしているためです。
日本は、大日本帝国が崩壊した時点で覇権ゲームからはじき出されたわけだし、再度参加することが良いことだとも思いませんが、ゲームの観戦ぐらいはできるようにすべきだと思います。第二次世界大戦を見ても、たぶん米独の読みの長さは同等だったでしょうから、50年は先を見ていて、そこから割引いた手が現在の手だと考えるべきでしょう。
この点、日本などは情けないものです。中国が中国人を意識的に日本に送り込んで積極的に帰化させていることに気づいていません。なぜ意識的かといいますと、日本人と結婚する中国人の数は、日本人と結婚するフィリピン人の数を自然な数として比較すると、明らかに異常だからです。
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