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2015-06-05 00:00
杉浦正章様へのコメントと質問
大城 光平
大学生
初めまして、5月22日付けで杉浦正章様の投稿された記事「扇長は二重外交の”禁じ手”に走るな」を拝見させていただきました。私は、沖縄県出身の大学4年生、大城光平と申します。私とは考えが全く逆でしたので、逆に教えを乞いたく思い、投稿いたしました。質問なんですが、杉浦様は、辺野古への基地建設が、日本の安全保障上どういうメリットがあるとお考えですか?中国や北朝鮮への抑止力だけでしょうか?
辺野古移設によって普天間基地が返還される保証はないですし、日米同盟の強化といっても、そもそも不平等なわけですから、強化のしようがないと思うのです。また、近年では大陸間弾道ミサイルやテロリズムの台頭、サイバー攻撃など、必ずしも軍事力の増大だけでは対応できない問題が出てきています。これら国際情勢の変化を踏まえると、どうもこれ以上の基地建設は時代に逆行しているようにしか思えないのですが。普天間基地一つがなくなるだけで、日米安保体制は脆弱化するのでしょうか? 私は逆に普天間基地の”返還”を機に、不平等条約の改定など、日米安保体制を根本から見直すべきだと思います。
よく御存じだとは思いますが、沖縄は米軍基地や日米安保そのものに反対しているのではなく、普天間基地の辺野古移設に反対しているわけであります。はっきりといいますが、私は辺野古移設に反対です。上記のとおり、国際情勢の変化を見る限り、辺野古移設にはメリットがないと思うからです。
東アジアでの脅威(中国)だけでなく世界規模での脅威(テロなど)、時代変化まで視野を広げたうえで、辺野古移設にどんなメリットがあるのか、もう少し詳しく教えてください。お願いいたします。失礼なコメントをお許しください。この問題をいろいろな視点から考えたいと思っています。お返事いただけると幸いです。
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