ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
本文を修正後、投稿パスワードを入力し、「確認画面を表示する」ボタンをクリックして下さい。
2007-08-31 00:00
公文書の氏名表記はローマ字で統一せよ
北田徹矢
公務員
6月27日付けの小山清二氏の投稿346について、意見を申し述べたい。小山氏の提案するようにすべての日本語使用を一度に英語にするのは無理がある。公文書だけでも無理がある。そこで提案したいのは、公用語としての氏名だけに関して英語に統一するということである。総務省管轄下の住民票、そして警察庁管轄下の自動車運転免許証等において、氏名表示だけをローマ字で統一するという提案である。
これだと、同音異語の氏名、たとえば「あべ」さんの氏名表示において「安倍」「安陪」「安部」といった氏名を区別する必要がなくなり、それだけ事務処理が簡略化できる。氏名の表記に誤字がないかどうかというチェック作業が、身近の仕事として意外と馬鹿にならない。ローマ字表記に統一すれば、漢字の氏名をコンピュータ上で変換するに際して必要なミスのチェックが不要になる。
日本語の表記の中で、美しい言葉として漢字やひらがなをないがしろにするつもりは毛頭ない。言葉の響きや表記の仕方などは、わが国固有のものであり、書道家の書は美しく、素晴らしい。
ただ、現代はコンピュータの時代であり、事務処理の大部分がパソコンの日本語変換ソフトを使って処理されている。この時代に煩雑な漢字がどれだけ手間暇がかかっているかということをよく考えるべきである。文書、たとえば契約書などの名前の特定において、漢字ではなく、ローマ字で特定すれば済むことになった場合、その事務効率化の効果はかなりのものがある。私の提言したいことは、公文書に限って氏名表記をローマ字で統一するということである。
投稿パスワード
本人確認のため投稿時のパスワードを入力して下さい。
パスワードをお忘れの方は
こちら
からお問い合わせください
確認画面を表示する
記事一覧へ戻る
公益財団法人
日本国際フォーラム