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2020-12-12 00:00
拉致問題、動かぬ永田町と霞が関の今
荒木 和博
特定失踪者問題調査会代表
12月2日は国民民主党との意見交換会でした。川合孝典拉致問題対策本部長、西岡秀子同事務局長はじめ関係議員の皆様に参加いただき、かなり突っ込んだ議論をすることができました。その一週間前の立憲民主党の拉致問題対策本部で意見交換の機会を持ったときもそうですが、北朝鮮の拉致問題については野党の方が熱心に話を聞いてくれるように感じます。
それはともかく、立憲民主党との意見交換会のときもいいましたし、国民民主党との意見交換会でも、そして自由民主党の信頼できる議員さんにも申し上げたことをここで書いておきます。「私は四半世紀拉致問題に関わってきて、永田町と霞ヶ関がいかに拉致被害者の救出に役に立たないか、逆に阻害要因になっているかを痛感してきた。だから『拉致問題を解決して下さい』とか、抽象的なことを言うつもりはなく、個別具体的な要請をしていく。」
我々との意見交換会に出てきている議員さんは、党派を問わず熱心な方です。なので、このように言うのは取り組んでくださる議員さんには失礼かとも思いますが、拉致問題については長年にわたって救出に近づくような結果が出ていないのですから突き詰めれば、率直に申し上げてそういうことなのです。時間がないということもあり、あえてに簡明直截に申し上げています。その上で、今お願いしているのは例えば、①特定失踪者家族に総理が面会すること、②衆参の拉致問題特別委員会を開いて実質的な審議をすること、③自衛隊に拉致被害者救出に関わる任務付与をすること、④国際放送の政府管理を実現することなどです。
これらの実現に向けて努力して下さる方は良い人、「がんばります」とだけしか言わない人は駄目な人、と言ったら過激でしょうか。いえ、単純過ぎますが、現実にはそういうことです。一般の署名は個別具体的なことではやりにくいと思いますが、それによる世論をバックにともかく一歩でも前に進めたいと思います。拉致問題の解決、拉致被害者の救出に向けて拉致被害者家族やこの取組に尽力する人、組織にはあなたのお力添えが必要です。なお、上に書いた内容はそのうち自民党の拉致問題対策本部の会合や拉致議連の会合があれば、その場でも申し上げるつもりです。
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