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2024-02-19 00:00
日本の民主主義的議論に求められていること—レプリコンワクチン—
畑 武志
大学名誉教授
われわれが生きるこの日本の民主主義を持続発展させるためには、選挙の制度、議論の方法等さまざまな点での改良が必要であろうが、ここでは、先ず緊急の問題として、議論と決断を急ぐべきことについて考える。東北有志医師の会、高知有志医師の会が後援して製作された「mRNAワクチンという人類の脅威」、オンラインシンポジウム【mRNAワクチンという人類の脅威】という報告でも指摘されている問題についてである。コロナワクチンについてはこれまでさまざまな議論が展開されてきたように見えるが、それは必ずしも民主的な議論ではなかったのではないか。ワクチン推奨の議論は多くなされたが、mRNAワクチンの基礎部分での議論は一方的で少数意見は無視され続けて来たように思われる。疑問を呈する意見は抹殺される傾向にあり、上の動画のような真剣な問題提起についても、一部は直ぐ削除されている。その結果なのか、厚生労働省のHPでも示されているように、ワクチン接種による多数の死者とその後遺症に苦しむ多くの方々が出ているが、未だその実態は明らかでない。一人ひとりの命を大切にするというマスコミにおいても、少しは触れられるようになってきたが、親族を失い副作用に悩み続ける人々についての報道は少ない。
今回新たなレプリコンワクチンについて、国民もよく知らないうちに承認されたが、この薬品の危険性について、研究してきた専門家らから重大な懸念が表明されている。これまでのワクチンに比して、少量で効果的に抗体を作ることができるなどから承認されたようであるが、ワクチンの根本機作について長年研究してきた科学者、医師から見れば危険この上ない合成物質であるとの見解が出されると、今後ワクチンをさらに注射することになる国民としては困惑する他ない。上の報告でイタリア分子腫瘍学研究所の荒川央博士らが指摘しているように、このワクチンによってわれわれの細胞に取り込まれるmRNAは細胞内で自己増殖され、血液中に排出されていくが、それを制御する機能は無く、このような細胞の工場化がどこまで進み、どう変化していくのかなど、さまざまな問題点が上げられている。医学・生物分子学の境界領域の先端にあるこの分野については、ワクチン製造業の専門研究者も、審査に当たる専門家にも究明できていないことがあるのかもしれない。
また、脳神経科学者Kevin McCairn博士 が言及しているように、このワクチンによって生じる毒性ペプチド(アミロンとプリオン)はヤコブ病、パーキンソン病、アルツハイマー病の原因となるタンパク質で大変危険なものであると言う。感染性のプリオンが環境に排出されると、人々は接触、体液性接触などを通して感染のリスクに晒されることになると説明しているが、事実なら、そのようなワクチンが使用される前に、再度議論を尽くす必要がある。広く国民の健康に直結する問題であり、上述研究者らを含め意見の異なる専門家による真摯な議論が必要であるが、これまでの経過を見ればそのような議論の場が用意されることは期待できない。国民の代表である国会議員の方々に直接動いていただくしか方法がないのかもしれない。国民としては、これら最先端の科学者らによる多角的な議論によって、真実を知り、危険があれば回避され、その議論の過程をフォローすることができればよいと考えられる。
今国会ではさまざまな課題が噴出し、また、民主主義の国が独裁国家に負かされるかも知れない民主主義の危機のときに、国会においてこの課題を取り上げる時間はないだろう。だが、上記の報告にある警告が事実であれば日本や世界にとって喫緊の課題となる。海外で開発され、これまで多くの問題があって承認されていないレプリコンワクチンが何故日本で早々と承認されたのか分からないが、多くの日本人に接種されることで、どのような状況になるのか、海外専門家も注視する事態である。結果として起こるかもしれない恐ろしい状況を予測する専門家の意見が出された以上、真偽だけでも確認しておく必要があるのではないか。上記報告で警鐘が打たれた状況が発生することがないよう、日本の危機が生じないよう、早急の対応が望まれる。
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