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2024-06-12 00:00
超党派で設立された「UFO議連」は何をするのか?
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」、通称「UFO議連」が出来たという。
日本ではUFOと言えばオカルト色が強く、基本的には「宇宙人が乗ってきて地球に飛来した乗り物」ということと同義であるということくらいになる。しかし、実際に「未確認飛行物体」というのは、例えば、最近で言えば中国が打ち上げた「気象感想風船と証する偵察風船と思われる内容」や、ロシアのウクライナ侵攻で使われている「今まで使ったことのない新種のドローン」などもこの中に含まれる。
つまり、防衛上「様々なところでデーターベースとして認知されている飛行物体ではない、今まで確認されたことのない飛行物体」で、「日本国の領空上、または領空近くに飛行していて、日本に向かってくるもの」の事を言う。そのようなものは突然爆発するかもしれないし、また、なんらかの形で病原菌を撒いたり殺人ガスを流したりする可能性もあるし、そうではなく、なんらかの部品が落ちて来たり、油などが落ちてきて、被害が出る可能性もあるということになる。最近では電波などを盗んで、無線で通信している内容がそのまま盗まれるなどプライバシーの侵害や、盗撮などの被害も十分にありうるということになる。
河野太郎氏が防衛大臣であった時に、そのような「未確認飛行物体の風船」が飛来したという事件があった。そのような中で、アメリカであれば、アメリカの陸上でやれば墜落して被害が出る可能性があるので海の上に移ってから撃墜したのであるが、河野防衛大臣は「行き先は風船に聞いてくれ」などということを言い、全く危機感がなかったということがあった。そもそも「UFO議連」が、防衛上の問題というのであれば、このような防衛大臣に対して認識を改めるということを先に行ってもらいたいものである。当然にどのようなことがあるのかということ、どのような棄権があるのかということも勉強し、それを発表してもらいたいものである。
同時に、「UFOが宇宙人の飛来であった場合」ということもしっかりと考えなければならない。つまり、「どのような攻撃が来るのか」「交渉が可能なのか」ということから始まらなければならない。単純に、「どのような言語」なのかも全くわからない状態であるのだから、その状態でどのように日本、いや、地球を守るのかということを、国際的に連携して話してもらいたいものである。UFO議連と単純に言っても、その様に二つのパターンがある。そのパターンを分類するなど、しっかりとした発信をしてもらいたいものである。
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