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2006-04-25 20:39
皇室のあるべき姿、国民の議論必要
高原昭二郎
自由業
『日本国際フォーラム会報』4月1日号の「羅針盤」欄で平沼赳夫氏が「皇室典範の改正のこと」と題して、「現代の価値で、いとも簡単に変えるということは許されることではありません。拙速でなく慎重に合意形成が必要だと思っています。改革は必要ですが、守るべき伝統文化はなんとしてでも守っていかねばなりません」と論じておられるのに、私も同感です。
このような国の根幹に関わる問題は拙速で解決すべきではないと思います。他方、この問題は専ら「男系か女系か」という観点からのみ議論されてきましたが、もう一つ肝心な点が見逃されている気がします。それは「皇室のあり方」です。「皇室と国民の関係」をどう考えるかです。「男系か女系か」の議論と並行して、それだけでなく「あるべき皇室像」についても、国民のあいだで広く議論したいものです。そのような議論を踏まえてこそ、「男系か女系か」の議論も本物になるのではないでしょうか。
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