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2006-05-20 14:31
小泉総理の靖国参拝を憂える
宮脇 磊介
初代内閣広報官・宮脇磊介事務所代表
小泉総理は、どのていどの思慮と信念で靖国参拝を行っているのであろうか。たしかに中国なり海外の国からの要請に基づいて参拝を中止することには、国民感情も否定的である。しかし、それならば、国際的な孤立化を招き日本の国益を損うことの無いように手立てを十分に行って、一部の限られた国の非難はあっても全体的には良好な国際環境の形成を行った中で実行するべきである。それが一国の総理の責任であろう。
その努力を欠いて国際的な孤立化を招いていることは、小泉総理の靖国参拝がたんに国内向けのポピュリズムに迎合しているに過ぎないことを示しているのではないだろうか。ではどうしたらよいか。小泉総理は「心の問題」として靖国神社に参拝する。それが海外には、日本国民の心が靖国神社にあり、遊就館は日本国民の心を示していると映ることとなる。総理はもとより、日本国民もひろく知らなければならないのは、この事実である。
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