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2011-05-12 01:58
省エネ型の新しいライフスタイルに切り替えるための誘導策
現田 実
サラリーマン
脱原発で、電力供給が不足し、計画停電が実施されれば、産業、経済は甚大なダメージを被ります。かといって、石油や天然ガスなどの化石燃料に依存した電力供給を増やすだけでは、地球温暖化が進行し、食糧の生産に支障が生じます。電力の安定的な需給関係を確保しながら、これ以上の地球温暖化を阻止するためには、省エネ型の新しいライフスタイルに切り替えてゆく以外に方法はないと思われますが、そのためにはそれなりの誘導策が必要だと思います。そこで、試案を3つほど提案させていただきます。
試案1は、電気料金の料金体系の見直しです。昼間の電気料金を劇的に値上げする必要があります。しかも、値上げのタイミングは猛暑が到来する以前でなければなりません。出来れば6月が始まるまでに緊急に値上げをすべきです。タイミングを失すれば、大規模停電で首都圏は大混乱になると思われます。
試案2は、大口利用者の昼夜逆転操業です。工場等の大口利用者に昼夜逆転操業を奨励すべきです。計画停電で製品がダメになっても、東電は責任を取ってくれませんが、深夜操業なら電気が余っていますので、計画停電の必要性はありません。昼間の電気料金を劇的に高価に設定すれば、電力の大口利用者を夜間操業に誘致する事は十分に可能と思われます。
試案3は、オール電化割増料金の導入です。節電が叫ばれているのに、オール電化住宅が増加するようでは、台無しです。オール電化住宅を増加させない、できれば減少させるための新電気料金体系を是非とも導入すべきです。
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