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2023-02-15 11:22
“静かな”予算委員会
古川 元久
衆議院議員
予算委員会が始まりました。
つい先日、記者懇談会を開いたところ、記者の一人から「この予算委員会は静かですね。スキャンダルものは少なくて、ほとんどが政策論争になっていますね」と言われました。そうなのです。国会審議は政策論争になると、マスコミからすると“静か”に見えるのです。
一方、スキャンダルものが審議の中心になると国会審議は“騒がしく”なります。マスコミは「騒がしくなった方がニュースになる」と考えているきらいがあります。ニュースになるから質疑に立つ者もスキャンダルものを取り上げがちになります。それゆえ国民から「国会はスキャンダル追及ばかりして政策議論が行われていない」というイメージを持たれるのです。
こうした悪循環を断ち切り政策論争中心の国会審議にしていくためには、マスコミには是非、こうした“静かな議論“こそ、それをプレーアップするような報道をしてもらいたいと思います。
政治に対する信頼回復のためには、私たち政治家はもちろんですが、マスコミの協力も不可欠です。
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