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2006-04-14 18:46
日本の対中東戦略には限界
山崎 義久
研究職
第27提言「国際エネルギー安全保障体制の構築」の議論を関心をもってフォローしてきましたが、その第4回会合に提出されたペーパーを見て、改めて感じたことを一言コメントさせていただきます。中東との関係緊密化の必要性はそのとおりであり、この提言には日本政府も耳を傾けてほしいと思いますが、とは言え、現実の日本は米国、フランス、イギリス、ロシアなどの諸国と比べて中東との歴史的、人的結びつきがあまりにも希薄です。直接独自にやれることには自ずと限界があります。そこで私の提案ですが、今までの努力は継続するとしても、この際モロッコ、チュニジア、ヨルダンなどの中東の穏健派諸国に働きかけて、第一に情報入手に努め、第二にこれら諸国との共同行動を模索してはいかがでしょうか。皆さんのご意見をお聞きしたく存じます。
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