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2009-02-03 19:22

天下りは全廃すべき

森 浩晴  団体職員・大学講師
 「天下り、渡りを近々に廃止する」とは、麻生首相にしては殊勝なクリティカル・ヒットだ!

 そもそもキャリア公務員制度は、“Up or Out Rule”(昇進するか辞めるかしかない)人事制度だが、定年前に辞めさせるような人事制度を採用しているから、「公益」法人のポストが必要となり、そこで血税が浪費されるのである。

 こんな腐敗制度は止めて、民間企業みたいに、出世する職員もそうでない職員も、全員60歳までは雇用を保障するべきである。その代わりに、税金で作ったポストへの天下りは全廃するのである。

 ただし、人事院の猛攻を観てもお分かりの様に、官僚の反抗は凄まじい。官僚を打破するためには、自民も民主も党派を超えて協力すべきであると思料する。
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