2月28日、ローマで「シリアの友人たち」(Friends of Syria)が開催された。この会合で、ケリー米国務長官が、シリアの「解放された地域」の再生と食糧・医薬品の供給などに対する6000万ドル(約55億円)の非軍事支援を発表した。その後、3月6日にはアラブ連盟が閣僚級会合をカイロで開催し、「シリア国民連合」に対しシリアの代表として参加を認めるとともに、反アサド側への武器供与を表明した。現在、アサド大統領を支援するため、レバノンのヒズボラ、イラクの反米強硬派のムクタダ・サドル・グループなどのシーア派がシリアに入国し、「自由シリア軍」との戦闘に加わっている。