この茶番劇の呪縛を捨て去らない限り、日本は中国だけでなく、アメリカからも見くびられます。もちろんアメリカに対し「日本を見捨てるのか」と言ってみても通用しません。もし何かを言うならば、アメリカだけでなく、中国を除くすべての核保有国に対し「東アジア全体を見捨てるのか」と訴える気概が必要です。ウィンストン・チャーチルには
“There is only one thing worse than fighting with allies—and that is fighting without them.” という言葉があります。この言葉を反芻し、日本人の意識を改革した上で、日米同盟を機能させなければなりません。これこそが人類の良識に訴える唯一の手段です。