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2019-08-22 19:43
北の核容認「暫定協定」日本に用意はあるか?
鍋嶋 敬三
評論家
北朝鮮の核・ミサイル開発、廃棄を巡る米朝交渉が進展を見ないまま、北朝鮮は国連安全保障理事会決議に違反する短距離弾道ミサイルの発射を7月25日から8月16日までの短期間に6回実施した。その上で「米大統領は、国家としての我々の自衛権を認めている」(外務省北米担当局長談話)と主張した。トランプ大統領が決...
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2019-08-20 12:50
(連載2)第1回「欧州政策パネル」に参加して
河村 洋
外交評論家
第三はアメリカの内政および外交方針における、トランプ政権の「世界の民主主義の擁護者という立場の放棄」という可能性です。従来のアメリカはEUおよびNATOといった多国間枠組みをヨーロッパ民主主義のビルトイン・スタビライザーとして支援してきました。しかしトランプ政権はナショナリストの立場からブレグジッ...
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2019-08-19 12:11
改憲はその過程が大切
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
参院選では、結果的に与党の勝利に終わったが、一部野党も巻き込んだ改憲勢力が、引き続き参院で3分の2を確保できるかどうかは微妙であり、政界やマスコミの注目度が高まっている。確かに衆議院と合わせて改憲勢力が3分の2を確保していることは、今後の改憲議論を促進するために、大切な要素の一つではある。しかしこ...
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2019-08-19 02:20
(連載1)第1回「欧州政策パネル」に参加して
河村 洋
外交評論家
さる7月24日にグローバル・フォーラムが開催した第1回「欧州政策パネル:欧州議会選挙後の欧州の行方――デモクラシーの底力」に参加しました。以下では、その感想と若干の問題提起をしてみたいと思います。今回の政策パネルでは本年の欧州議会選挙において、一昨年から昨年にかけてオランダ、フランス、ドイツ、イタ...
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2019-08-08 10:23
(連載2)日米に相通ずる選挙とポピュリズムの関係
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
愚直さというものに時に神様は微笑むものなのでしょう。れいわ新選組とNHKから国民を守る党がそれぞれ2議席、1議席を獲得し、政党要件を満たしました。これが今回の選挙のハイライトで、自民党の勝ち負けということすら、どっかに追いやられてしまうほどでした。れいわ新選組は4月に旗揚げされました。この時、私は...
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2019-08-07 19:58
(連載1)日米に相通ずる選挙とポピュリズムの関係
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
2019年7月21日に参議院選挙の投開票が行われました。今回は、自民党と公明党の与党は選挙の対象となった124議席のうち71議席を獲得し、過半数を超えましたが、改選議席からは6議席を減らしました。公明党は改選議席数を維持しましたので、自民党が減らしたということになります。新潟、山形、秋田、岩手、宮...
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2019-08-06 16:56
(連載2)リベラル国際秩序の自壊を防げ
河村 洋
外交評論家
米国の保守派の中には自然権思想すら軽視し、アングロ・サクソン主導によるプロテスタント国家であるべきと、あたかも宗教国家を標榜する者すらいるのだ。キリスト教国家観は、ヨーロッパ封建社会からの解放が建国のアイデンティティだったアメリカには本来存在しない中世的概念のはずである。もともと自国になかった幻想...
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2019-08-05 21:15
(連載1)リベラル国際秩序の自壊を防げ
河村 洋
外交評論家
今日、リベラル国際秩序が直面している最大の危機は、専制国家の挑戦が世界的に強まる一方で、そうした国際秩序の担い手であるべき西側の自由民主主義諸国が自分達の体制や価値観を信用しきれなくなっていることではないだろうか。この点、ブルッキングス研究所のロバート・ケーガン氏が、本年3月に刊行された「The ...
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2019-08-02 12:07
(連載2)「主権者教育」のあり方を問う
篠田 英朗
東京外国語大学大学院教授
「信託」は、ジョン・ロックの社会契約論を基本とし、アメリカ独立宣言で謳われた社会契約思想を指していると考えるのが、本来は最も自然だ。ジャン・ジャック・ルソーが「イギリス人は選挙の時だけ自由だが、議員が選ばれるや否や奴隷となる」と述べたのは、あまりにも有名だ。ルソーの影響が強いフランス革命は、イギリ...
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2019-08-01 16:18
(連載1)「主権者教育」のあり方を問う
篠田 英朗
東京外国語大学大学院教授
参議院選挙の投票率は低調で、特に若年層の投票率が低かった。そこで「主権者教育」の効果が問われている。だが、そこで話題になる、「主権者教育」とは何なのか。2016年の参議院選挙から選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受けて始まった新しい学校教育を指す概念だ。最近はよく聞く言葉になっているかもしれ...
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2019-07-31 17:28
「はやぶさ2」の偉業に見る日本流の宇宙事業
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
今から50年前の7月21日未明(日本時間)、アメリカNASAのアポロ11号により、人類を初めて月に送り込むという偉業が達成された。私は高校1年生の夏休み初日で初めて徹夜し、この歴史的瞬間を見ようと、テレビの前に陣取った。宇宙飛行士の一挙手一投足や、管制センターとのやりとりを、固唾をのんで見守った。...
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2019-07-30 11:48
(連載2)今次参院選の結果をふりかえって
加藤 成一
元弁護士
今回の参議院選の結果、注目されるのは前参議院議員山本太郎氏が率いる「れいわ新選組」の躍進である。同氏の政策は、「消費税廃止」など、多分に「左翼」ポピュリズム的色彩が強いが、今回、比例で228万票(4.55%)もの得票を得た。この得票は、自公政権に対する批判票や不満票もあろうが、「左翼」であるからこ...
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2019-07-29 10:28
(連載1)今次参院選の結果をふりかえって
加藤 成一
元弁護士
7月21日の参議院選の結果、自公で改選124議席の過半数63議席を超える71議席を獲得した。この結果はやはり自公政権の「勝利」と言えよう。ただ、参議院選の勝敗を左右するとされた東北地方など全国32の参議院一人区で自民党は10敗した。上記32の一人区はすべて野党統一候補を相手にした闘いであったが、今...
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2019-07-26 12:26
(連載2)日本の政策形成過程のさらなる民主化に向けて
小野寺 栄
松下政経塾第37期生
ここでいう専門家には、学者や有識者だけでなく、より有権者や国民に近い存在として政策に対して臨場感と現場知を持つ民間人も含まれるべきである。例えば、議員の選挙区の事情をよく知る地域NPOの職員や議員が強く関心を持つ政策に関連する企業で長年経験を積んできたビジネスマンなどが想定される。彼らを介すことで...
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2019-07-26 10:16
「タラワの戦い」76年目の鎮魂
鍋嶋 敬三
評論家
第二次世界大戦中、太平洋のタラワ環礁で戦死した米兵22人の遺骨がハワイに帰還した。米国防総省の捕虜・行方不明者調査局(MPAA)が2019年7月17日に発表した。ギルバート諸島の同環礁(現キリバス共和国)は米軍が日本本土空襲を狙う戦略要衝だった。日本軍は海軍陸戦隊を中心にした2600人に基地設営の...
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2019-07-25 14:26
(連載1)日本の政策形成過程のさらなる民主化に向けて
小野寺 栄
松下政経塾第37期生
さる7月21日、令和初となる参議院議員選挙が行われた。年金、消費増税、憲法改正などが注目されつつも、有権者にとっての明確な争点とはならず、与野党ともに大きなうねりを生み出すことは出来なかった。低調な論戦に引きずられるように、投票率は50%を割り、国政選挙としては戦後二番目に低い数字となった。実に半...
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2019-07-24 12:43
(連載2)ポピュリズムがもたらす米国内政治の捻じれ構造
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
そうした中、現職議員たちは、民主党連邦議会活動・選挙運動委員会(Democratic Congressional Campaign Committee/DCCC)という組織を結成しています。この組織は現職の議員たちの再選を進めるための組織で、ジャスティス・デモクラッツと争いになるのは当然のことです...
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2019-07-23 15:03
(連載1)ポピュリズムがもたらす米国内政治の捻じれ構造
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
米国の民主党内部は今、分裂状態にあります。内部闘争と言ってよいでしょう。それが激化しています。その理由は来年の選挙です。来年はアメリカ大統領選挙が実施され、そちらに注目が集まっていますが、同時に連邦上院議員の一部、州知事の一部、そして連邦下院議員全員の選挙も実施されます。連邦上院議員は6年に1度、...
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2019-07-22 11:21
(連載2)「境界線」に立つ香港人
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
そうした中、今回の香港での大規模デモについて考えてみよう。民俗学に「境界論」という考え方がある。人間は、何かの境界線上に身を置いた際に、不安定さを感じ、不安、そしてストレスを覚えるという理論である。大学受験を例にとれば、志望校に点数も偏差値も完全に足りていない生徒は、結果は目に見えており、なんら不...
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2019-07-21 10:57
(連載1)「境界線」に立つ香港人
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
改めて素朴な疑問について考えてみたい。習近平政権にはなぜかくも国際的批判が集まるのか、と。多くの人にこのことを聞いた場合、「共産主義の国だから」あるいは「共産党の一党独裁だから」というような答えが出て来る。しかし、それでは何かが違う。それらが理由だとすれば、以前の胡錦涛も、江沢民もみな同様の評価を...
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