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2022-02-23 23:48
(連載1)核を放棄したウクライナの悲劇
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
ロシアのプーチン大統領は、2月21日旧ソ連領であったウクライナの東部の一部を実効支配する親ロシア派武装勢力「ドネック人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を一方的に国家承認する大統領令に署名した。プーチン氏は両「共和国」からの要請という形で、ロシア軍を「平和維持部隊」の名目で親ロシア派支配地...
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2022-02-22 22:42
ワクチン推進政策とそのハレーション
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
コロナウイルス禍になって2020年からすでに3年目に入っている。日本に「ダイヤモンドプリンセス号」を通じて日本にコロナウイルスの問題が(ウイルスではない)入ってきてちょうど2年くらいたったということになる。この間、初めのうちは「人流を断つ」つまり、人と人の接触を極力少なくするという対策に出た。今か...
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2022-02-22 21:36
ロシアという国
船田 元
衆議院議員
この度の冬季オリンピック北京大会では、若手を中心に日本人アスリートが躍動し、我々は大いに勇気を与えてもらった。競技中判定の疑念や氷表面の整備不足、失格基準の曖昧さなど、いくつかの問題も指摘されたが、概ね運営には及第点がつけられるのではないか。一方、問題が山積したのはロシアである。世界の各種大会でド...
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2022-02-20 10:25
(連載2)西欧文明対非西欧文明として捉えるべき
赤峰 和彦
自営業
日本は西欧秩序に組み込まれているため、中国、ロシア、北朝鮮、イラン、さらにはイスラム教国家の考えがなかなか理解できないのですが、彼らの立場に立てば、これまで世界を支配してきた西欧秩序こそが彼らを苦しめてきた元凶ともとらえることができると思います。いまそれらの国家群が連動して西欧秩序に反抗しており、...
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2022-02-19 20:35
(連載1)西欧文明対非西欧文明として捉えるべき
赤峰 和彦
自営業
昨今、国際間の緊張がとみに高まっています。それにもにもかかわらず、国会でも、メディア報道でも新型コロナウイルス対策ばかりに目が向いているのはぜなのでしょうか。わが国の周辺では、北朝鮮が今年の1月に入ってから7回ものミサイル発射を行っています。その真相はわかっていません。また、覇権主義に走る中国は現...
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2022-02-17 09:03
(連載2)五輪開催中も緊迫する世界情勢、現状変更の前例作るな
松川 るい
参議院議員
東京オリンピックは、直前のスキャンダルによるゴタゴタが響いたのであろうが、「船頭多くして山に登る」の感しかなく、正直、残念な出来栄えだった(オリジナルの演出が見たかった)。実際、一人の演出家に任された東京パラの方の開会式はとても良かった。
そのような美しく感動的な演出は一見とてもユニ...
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2022-02-17 07:05
欧亜連携目指す米戦略ーQuad・AUKUS両輪にー
鍋嶋 敬三
評論家
ウクライナに対するロシアの軍事侵攻の危機という第二次世界大戦以来の重大局面に世界は直面している。オーストラリアで開かれた第4回日米豪印(Quad=クアッド)外相会合(2月11日)はアジア、欧州を通じて軍事的、経済的威嚇と強制を武器にした中国、ロシアの権威主義体制の民主主義陣営に対する挑戦にいかに立...
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2022-02-16 21:52
(連載1)五輪開催中も緊迫する世界情勢、現状変更の前例作るな
松川 るい
参議院議員
さて、現在緊迫の度合いを増しているウクライナ情勢はどうなるのか。これは他人事ではない。ウクライナの決着は、そのまま台湾に跳ね返ってくると肝に銘じる必要がある。ロシア軍が10万程度ということは、キエフまでいくつもりはないということだろうし(ウクライナ全土を占領するつもりなら40万から50万は必要とさ...
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2022-02-15 13:44
カーターの懸念、日本に通底
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
2021年1月6日の群衆によるアメリカ連邦議会議事堂への進入事件から1年あまりが過ぎた。この事件に関連して、「史上最も偉大な“元”大統領」と呼ばれるジミー・カーター(Jimmy Carter、1924年―、97歳)が『ニューヨーク・タイムズ』紙に「Jimmy Carter: I Fear for ...
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2022-02-11 17:40
(連載2)北京五輪開幕、中ロ連携新段階へ
松川 るい
参議院議員
今まで、中ロの「連携」というのは、「便宜的結婚」と言われてきた。今回のウクライナと台湾についての立場の相互支持もむろん、利害が一致するからやっているのだが、「便宜的」では片づけられない深い連携の理由を確認しあったのではないかと私は懸念している。それは、米国主導の自由民主主義秩序を変えることについて...
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2022-02-10 19:37
(連載1)北京五輪開幕、中ロ連携新段階へ
松川 るい
参議院議員
北京オリンピックが開幕した。本来、オリンピックはスポーツの祭典。参加された世界のすべての選手、なかんずく日本人選手が自身の持てる力を思う存分発揮して良い戦いをして頂きたいし、毎日応援していきたい。
この北京大会は政治的な意味で記憶される大会になるだろう。ウィグルの人権問題などから主要...
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2022-02-09 14:14
ラーム・エマニュエル駐日米大使に学ぶべきことあり
角田 英明
鐘紡株式会社元社員、日本国際政治学会会員
エマニュエル駐日アメリカ合衆国大使は着任早々から積極的発言(2022年2月7日付、本人Twitter公式アカウントより)をしている。曰く「ロシアは他国の主権を尊重せず、北方領土については、米国は1950年代から日本の主権を認めている。今般のウクライナ危機も同様、侵略者は誰なのか明らかだ」等々。
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2022-02-09 00:33
(連載2)日本共産党と同舟するのはあまりに不合理
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
マルクス・レーニン主義とは、共産主義革命のための思想と行動であり、その核心は「暴力革命」と「プロレタリアート独裁」(「労働者階級独裁」)である(レーニン著「国家と革命」レーニン全集25巻参照)。しかし、マルクス・レーニン主義の核心である「暴力革命」(「敵の出方論」を含む)と「プロレタリアート独裁」...
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2022-02-08 18:36
(連載1)日本共産党と同舟するのはあまりに不合理
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
立憲民主党・泉代表は、昨年の衆議院選敗北を受けて、立憲・枝野代表と日本共産党・志位委員長との間の、立憲が政権を獲得した場合の「閣外協力合意」や両党の「共闘関係合意」を一旦白紙にする意向をテレビ等で述べている。これには、連合・芳野会長の「今後、日本共産党と共闘する候補者は推薦しない」旨の発言も影響し...
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2022-02-05 22:39
沖縄宜野湾市長選挙に見る県民事情
伊藤 洋
山梨大学名誉教授
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設工事が進む名護市の市長選挙が1月23日に投開票され、移設を進める政府・与党が支援した現職が、移設に反対する県知事らの推した新人を破り、再選を果たした。筆者の感想は「まあ、そうだろうなぁ」というものだ。沖縄県にある米軍基地は、その全県総面積の約 10% を...
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2022-02-03 22:29
膨張する日米の国防予算
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
アメリカではこのところ国防予算が増加している。日本では長く対GDP比1%以内という不文律が守られてきたが、それが反故にされて、防衛予算の倍増ということも検討されているようだ。2020年のアメリカの実質GDPは約18兆5000億ドル、日本円にすると、約2050兆円である。日本の実質GDPは約525兆...
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2022-02-01 19:28
米国、ロシアの要求を拒否、軍事侵攻は避けられるのか
飯島 一孝
ジャーナリスト
ロシアがウクライナへ侵攻するかどうかが世界的な関心の的になっている中、米国は1月26日、ロシア側が求める「NATO(北大西洋条約機構)を拡大しない」との確約要請を正式に拒否した。ブリンケン米国務長官が会見で明らかにしたもので、これにより、米露の対立が抜き差しならない状態になりつつある。
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2022-02-01 15:20
(連載2)ウクライナ情勢、日本に何ができるか
松川 るい
参議院議員
大国の間には緩衝地帯があった方が関係が安定するという観点からいえば、ロシアの主張は理解できないわけでもありません。「厳しく」対立する国益を持つ国や国家群の間では「勢力圏」の境界につきどこかで折り合いをつける必要があるものです。
しかし、ウクライナからすれば、自国安全保障について一国で...
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2022-01-31 21:59
(連載1)ウクライナ情勢、日本に何ができるか
松川 るい
参議院議員
ロシアのラブロフ外相は1月28日、ウクライナ情勢に関し「ロシアの側から言えば戦争はない。われわれは戦争を望んでいない」旨述べ、米露は2月1日外相会談を行うなどの対話の継続に合意したとのこと。ロシア軍が引いていないので問題が解決したわけではないが、協議が上手くいくことを祈るばかりです。主張が真っ向か...
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2022-01-28 16:45
コロナ対策からみる教育の重要性
木村 勉
年金生活者
濱田寛子医師の指摘した「集団免疫イコール公益」であるという意識は非常に重要だが、それを公衆衛生や社会倫理の問題として捉えて、ワクチン接種の意思決定を行っている住民は多くはあるまい。2021年11月24日に南アフリカでオミクロン株の発見が報告されてから一ヶ月と経たないうちに水際策を講じていた日本でも...
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