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2021-06-09 23:53
(連載1)コロナ禍の五輪中止論を考える
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
東京オリンピックについて、まず、大原則として私はコロナ禍とは全く関係なく、オリンピックが東京で行われることについてはあまり好ましいとは思っていないが、やると決まった以上は現状を鑑みて行うべきと思っている。そもそもコロナウイルスに負けた象徴になるような出来事は日本社会にとって良いことではない。よって...
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2021-06-08 21:43
米政権6兆ドル予算教書提出で攻防始まる
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
バイデン政権は600兆円規模の予算を提案した。これから連邦議会で審議が行われる。これだけ大規模な予算は戦後例がないほどのものだ(戦時中はまた別だ)。これまで、「大きな政府は悪」「なんでも市場に任せておけばうまくいく」という考えから、振り子が逆に触れた形になっている。今回の予算はインフラ整備と格差縮...
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2021-06-06 00:52
マグニツキー法制定に賛成する
田中 義也
会社員
篠田先生の投稿「ミャンマー軍制裁のために、『マグニツキー法』を制定せよ」(e-論壇「百花斉放」、2021年3月23日)を拝読して、人権侵害制裁法の制定の必要性を理解しました。現在、アジア地域では、いくつもの人権侵害が国家レベルで行われおり、いまやそれに関する情報に触れない日はなく、これらの深刻な人...
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2021-06-03 17:23
コロナ禍でも東京五輪は開催可能だ
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
今年7月23日に迫った東京2020オリンピック・パラリンピックの開催をめぐっては、最近の世論調査を見ると開催中止や延期を求める意見が圧倒的に多い。これは、最近のインド変異型ウイルスを含む新型コロナウイルス感染症の全国的蔓延の状況が背景にある。しかし、筆者は以下に述べる三つの理由により、東京2020...
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2021-06-02 00:04
(連載2)アジア人差別と日本人の国際問題意識
河村 洋
外交評論家
実際にプーチン氏は人種にもイデオロギーにも拘泥はしない。欧米では極右を支援しながら対米地政学の観点からラテン・アメリカではキューバやベネズエラ、中東ではバース党政権下のシリアといった社会主義国を支援している。また、イギリスのEU離脱投票では極右支援の投票介入を行ないながら、スコットランドの独立をめ...
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2021-06-01 23:26
(連載1)アジア人差別と日本人の国際問題意識
河村 洋
外交評論家
一昨年12月に中国の武漢で発生したコロナ禍を機に欧米でのアジア人差別が激化した事態を受け、アメリカではバイデン政権が去る5月20日にコロナ反憎悪法案に署名した。だが我々はそれがパンデミックに対する不安よりも根深いものであることを忘れてはならない。その背景にはブレグジットやトランプ現象に見られるよう...
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2021-06-01 00:01
(連載2)「五輪集団観戦」に潜む構造的な教育問題
葛飾 西山
元教員・フリーライター
しかし教育委員会から学校現場に降りてくる段階では、「ボランティア」という名の「奉仕」「貢献」に置き換わり、学校現場での奉仕活動の推進と相俟って教育が行われてきた。そこでは「趣旨に賛同できないので参加しません」と表明することは集団の輪(和)を乱す行為となり、さらに教師の指導に従わない行為となるため、...
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2021-05-31 14:46
(連載1)「五輪集団観戦」に潜む構造的な教育問題
葛飾 西山
元教員・フリーライター
5月22日付のWEBニュース「AERAdot.」において、「東京五輪児童・生徒81万人観戦計画に変更ナシ~『誰が責任をとるのか』保護者や教員の不安」という記事がアップされてほぼ1週間が経った。東京オリンピック(以下「東京五輪」または「五輪」)の開催・中止の是非については多くのコメントが上がっている...
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2021-05-27 20:37
デジタル社会政策への関心を強く持て
伊藤 洋
山梨大学名誉教授
「『政府による監督を自ら進んで受け入れます』――。中国でプラットフォーマーと呼ばれる巨大IT企業が、中国政府に対して次々に<誓約書>を提出している。背景には、ネット通販大手アリババ集団への処罰を機に、習近平政権が業界全体への圧力を強めていることがある」(2021/04/16朝日新聞)。独占禁止とい...
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2021-05-25 12:45
(連載2)ワクチン接種への自衛隊動員に問題あり
桜井 宏之
軍事問題研究会代表
更に現在接種のための特設会場を設けている71自治体のうち約3割に当たる19市で医師が十分に確保できていないと報じられています(5月23日付『読売』第14版第1面)。自衛隊で自己完結できない大規模接種センターを、医師が充足しているとされる東京(上記報道)に設置するくらいなら、既に特設会場を設けている...
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2021-05-24 09:51
(連載1)ワクチン接種への自衛隊動員に問題あり
桜井 宏之
軍事問題研究会代表
自衛隊が医官等を派遣した上で、自らが運営するコロナワクチン大規模接種センターに関する批判記事(①記事)が波紋を呼んでいます。これに対して自衛隊を擁護する記事(②記事)も出ており、こちらもなるほど一理あります。筆者は、②記事の主張を考慮しても、今回のような大規模集団接種に自衛隊を動員したことには問題...
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2021-05-24 07:45
「インド太平洋」に向き合ったG7
鍋嶋 敬三
評論家
ロンドンで2021年5月初旬開かれた先進7ヶ国(G7)外相会合はインド太平洋の安全保障問題に取り組む決意を鮮明にした画期的なものとなった。6月11日-13日の首脳会合(サミット)に反映される。外相コミュニケ(5月5日)では、東シナ海に関して「台湾海峡の平和と安定の重要性」が4月の日米首脳共同声明と...
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2021-05-23 00:00
(連載2)アメリカとは ―各種指標につき日本とも対照しながら―
中港 拓
北米欧州豪NZ情報分析者/海外事業経営者
5.財政
アメリカでは、歳入が3兆5000億ドル、歳出が4兆4000億ドル、公的債務残高の対GDP比が106%。日本は、歳入60兆円、歳出105兆円、公的債務残高の対GDP比が238%。1ドル=100円と非常にざっくり考えると、歳入の比較でアメリカは日本の6倍弱もあり、公的債務残高つまり政府の...
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2021-05-22 22:14
(連載1)アメリカとは ―各種指標につき日本とも対照しながら―
中港 拓
北米欧州豪NZ情報分析者/海外事業経営者
「アメリカは」と語られることが多く、昨今ますます増えているのではないでしょうか。で、実際どんな国かと言うと、領土(面積は日本の約25倍)のうち北米部分の形、50州と首都ワシントンDCと準州等、日米関係、共和国、そして、軍事でも経済でも世界一の超大国というイメージは多くの方の頭の中ですぐに出て来ると...
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2021-05-21 12:48
東京オリンピックを安心安全に開催するために
古閑 比斗志
医師
2021年7月28日から開催されるオリンピック・パラリンピックは平和の祭典である。1964年の東京オリンピックのとき、私は4歳だったが、テレビで見て感動し、その気持ちを思い起こして今回はぜひボランティアに協力したいと思っている。そういうことで、わたしは東京オリンピックのプレスセンター(お台場の東京...
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2021-05-20 10:21
同一労働同一賃金と外国人労働者
古閑 比斗志
医師
我が国は戦後一貫して人口増加の一途をたどっていたが少子高齢化が進行し2005年の1億2800万人をピークに人口減少局面にある。2020年の出生数約85万人。15歳から64歳の生産年齢人口は1997年を境に減少傾向が継続しているため、不足する国内労働人口を補う為に製造業ではロボットの導入や海外へのア...
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2021-05-19 14:43
日本が米中関係の仲介役を
船田 元
衆議院議員
去る4月16日(日本時間17日)、コロナ禍が拡がってから初めての日米首脳会談が行われた。バイデン大統領と菅総理の初対面であり、大統領就任後、外国首脳との初めての対面でもあった。この会談は、日米はもとより、中国はじめ関係国の関心を集めた。それは日米会談で「台湾」「台湾海峡」が言及されたためであり、台...
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2021-05-18 17:26
露有力紙が伝えた日本の国民投票法改正案
飯島 一孝
ジャーナリスト
ロシアの有力紙コメルサントは、5月11日の電子版で、日本の国民投票法改正案成立を「戦後の平和憲法改正に向けた決定的な動き」と警戒する記事を掲載した。同紙はこの中で「インド太平洋地域での米国との軍事協力を活発化させる試み」と牽制している。
この記事には「日本憲法は再軍備に向かいつつある...
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2021-05-14 12:28
(連載2)何がバイデン外交のレッドラインとなるのか
河村 洋
外交評論家
ロシアと違い中国は選挙に介入しなかったが、この国はパックス・アメリカーナへの挑戦者の筆頭である。中国は東シナ海、南シナ海、台湾海峡周辺といった自国近隣の水域で独自のレッドラインを一方的に設定し、それは中華モンロー・ドクトリンとまで言われている。そうした中でアメリカはウイグルと香港の自由に関して国際...
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2021-05-13 19:52
(連載1)何がバイデン外交のレッドラインとなるのか
河村 洋
外交評論家
拙稿『バイデン外交に見られるバランス感覚』(e-論壇「議論百出」、2021年4月2日付)では、中東でのアメリカの国益へのイランの攻撃に対するバイデン氏のレッドラインについてのマックス・ブート氏の有益な見解を引用した。ジョー・バイデン大統領は妥協の達人ではあるが、妥協とはレッドラインが明確であってこ...
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