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2019-02-15 05:49
対韓関係は触らぬ神に祟りなし
杉浦 正章
政治評論家
日韓関係の急速な冷え込みと、米韓関係の悪化は全てが大統領文在寅の左傾化親北朝鮮路線に起因している。日本国民の嫌韓感情も高まる一方だ。かつて外相・大平正芳は対中関係について「日本は引っ越すわけにはいかない」と述べたものだが、対韓関係も隣が嫌だからといって引っ越してもらえないからやっかいだ。韓国は朴槿恵...
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2019-02-14 19:27
「団結」という言葉と裏腹の「分断」
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
2019年2月5日、ドナルド・トランプ大統領が一般教書演説(State of the Union Address)を行いました。直訳すれば、「アメリカ合衆国の状況に関する演説」となります。Unionという単語にはいろいろな意味がありますが、ここでは「人々や州が団結して構成しているアメリカ合衆国」と...
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2019-02-13 11:23
ロシアとの北方領土交渉は“水入り”が必要ではないか
飯島 一孝
ジャーナリスト
安倍首相とプーチン大統領は1月22日、モスクワで首脳会談を行なったが、焦点の北方領土交渉では進展がないばかりか、入口から意見が合わなかったようだ。ロシアの有力紙コメルサントは「安倍首相は期待を抱いてやって来たが、全てが消えてしまった」という見出しをつけて首相の落胆ぶりを表していた。会談は予定の2時...
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2019-02-12 12:25
米朝サミットの「失敗」に備えよ
鍋嶋 敬三
評論家
トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との第2回首脳会談が2月27,28日、ベトナムのハノイで開かれるが、本来目指した「包括的で検証可能、不可逆的な非核化(CVID)」に向けた劇的な進展は見込めない。どのような結果であろうとも、トランプ氏は「成果があった」と誇示するだろう。議会の「ねじれ」現象で...
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2019-02-08 13:00
(連載2)中国の情報・通信支配は世界支配の道具
倉西 雅子
政治学者
しかしながら、この発言の裏を読みますと、‘弊社は、既に政府や共産党が入手したい顧客企業の情報を得ている’ことを意味しますし、‘不利益にならない形にすれば提供もあり得る’ことを暗に示しています。そして何よりも、‘顧客企業以外の公的機関、並びに、個人の情報であれば当局に提供する’と述べているに等しい...
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2019-02-07 18:23
(連載1)中国の情報・通信支配は世界支配の道具
倉西 雅子
政治学者
アメリカのトランプ政権は、‘スパイ容疑’で中国系情報・通信機器メーカー大手のファウエイ製品の政府調達からの締め出しを決定しました。ファウエイ排除の動きは同盟国の日本国やファイブ・アイズ諸国をはじめ世界規模での広がりを見せており、中国との間で経済的な結びつきが強く、親中派と目されてきたドイツでさえG...
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2019-02-06 11:08
(連載2)内閣府「中長期の経済財政に関する試算」の謎
緒方 林太郎
元衆議院議員
ここから今日の本題ですが、私が毎月勤労統計以上に懸念しているのが、(統計ではありませんが)内閣府の「中長期の経済財政に関する試算」です。簡単に言うと、これから10年くらいの経済はこれくらいで成長して、金利はこの程度、インフレ率はこうなるみたいな試算です。元々この試算は政治的にもみくちゃにされる傾向...
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2019-02-05 17:37
(連載1)内閣府「中長期の経済財政に関する試算」の謎
緒方 林太郎
元衆議院議員
毎月勤労統計の話が大盛り上がりです。ただ、あの件の問題点を本当に明らかにしようとするのは結構大変だろうと思います。「第三者委員会の独立性が担保されていなかった」というのは面白ネタだとは思いますし、厚生労働省のドン臭さを如実に表しています。しかし、物事の本質はそこではありません。私が官邸に居る人間で...
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2019-02-04 12:42
3・1独立運動100周年に備えよ
篠田 英朗
東京外国語大学大学院教授
米朝首脳会談が2月末に開催されるかもしれないという。その時期は、日韓関係にとっても一つの山になりそうだ。というのは、韓国が、3・1独立運動100周年を、3月1日に迎えるからだ。すでにムンジェイン(文在寅)大統領は、昨年の早い段階で、北朝鮮と協力して、祝賀行事を行う計画を発表している。現在、日韓関係...
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2019-02-01 19:49
やはりヒラリーが動き出していた
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)の米大統領選挙民主党予備選挙出馬に呼応するかのように、正式にはまだ出馬宣言をしていないバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)に対する包囲網が形成されつつあります。民主党エスタブリッシュメント、サンダース議員...
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2019-01-30 05:55
対韓関係は、触らぬ神にたたりなし
杉浦 正章
政治評論家
日韓関係の急速な冷え込みと、米韓関係の悪化は全てが大統領文在寅の左傾化親北朝鮮路線に起因している。日本国民の嫌韓感情も高まる一方だ。かつて外相・大平正芳は対中関係について「日本は引っ越すわけにはいかない」と述べたものだが、対韓関係も隣が嫌だからといって引っ越してもらえないからやっかいだ。韓国は朴槿恵...
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2019-01-28 04:22
対立と分断を超えて:初の女性大統領誕生なるか
小野寺 栄
松下政経塾 第37期生(米国連邦議会 フェロー)
昨年11月に行われた米・中間選挙で民主党が下院の多数党を奪還したことは記憶に新しい。極端な保守政策を強行するトランプ政権への反発から民主党内左派が議席を伸ばしたことに加え、女性候補の大躍進が今回の勝利の原動力となった。1月3日(米現地時間)に召集された第116回議会ではナンシー・ペロシ氏(カリフォ...
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2019-01-28 02:39
憲法改正で国家国民を守れ
赤峰 和彦
自営業
昨年、米朝首脳会談以降、事態は進展していません。原因は仲介役を自負する文在寅韓国大統領の姿勢にあります。韓国政府は国際社会を欺き北朝鮮への経済協力を進め、アメリカはじめ国際社会の取り決めである北朝鮮非核化を骨抜きにしようとしています。そのためアメリカの韓国駐留米軍の撤退が現実味を帯びてきました。今...
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2019-01-27 17:00
予算編成の今昔
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
来年度政府予算原案が先月21日の閣議で決定した。一般会計予算は初めて100兆円を超えることとなった。災害の多発に対応した国土強靭化対策、10月からの消費税アップに対応する景気対策、幼児教育・高等教育の無償化などが、主な増額の要因である。必要なところに必要な予算を配分することは大切だが、赤字国債発行...
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2019-01-25 12:05
新次元のPublic Diplomacy積極展開を
鍋嶋 敬三
評論家
「Public Diplomacy の戦略的重要性を認識せよ」の題で本欄に書いたのは6年半前のことである(e-論壇「百花斉放」no.2539)。この間に国際情勢は米国の力の低下、中国の大国化、ロシアによるクリミア併合など地政学的な変化が生じた。日本の対外関係では尖閣諸島に対する中国の執拗な領海侵犯...
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2019-01-24 02:48
北方領土で衆参ダブル選挙は無理
杉浦 正章
政治評論家
さすがに怪僧ラスプーチンの国だ。ラスの字はつかないがプーチンも怪僧並みに狡猾だ。4島返還にこだわってきた日本が「2島+アルファ」に舵を切ったと見ると、プーチンはハードルを上げた。首相・安倍晋三はいいように操られている時ではない。立場の違いが際立った以上、ソ連にどさくさ紛れに占領された北方の小さな島...
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2019-01-23 22:18
低空飛行「神風」論と「戦後日本外交の総決算」
篠田 英朗
東京外国語大学大学院教授
レーダー照射問題、あるいは日韓関係それ自体は、「低空飛行」を理由にして、韓国国防部が日本に謝罪を要求するに至り、さらに新しい段階に入った。日本は、冷静かつ明晰に、自己の立場を明らかにしていくべきだ。
韓国内のメディアでは、海自のP1哨戒機の低空飛行が「神風」を連想させる、という論調が広...
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2019-01-22 22:33
東京五輪誘致汚職疑惑について
伊藤 洋
山梨大学名誉教授
五輪の「輪」の字は車偏をやめて「金」偏に「侖」と書いてオリンピックと読むことにしては如何だろうか。先の2016年リオデジャネイロで開かれたブラジルオリンピックにおいて、その誘致運動に不正があったとして、ブラジルオリンピック(BOC)委員会会長のカルロス・ヌズマン氏がブラジル大会1年後の2017年1...
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2019-01-21 00:01
再評価される「偉大なる弱虫」
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
先月末、第41代アメリカ大統領ジョージ・H・W・ブッシュが94歳で亡くなりました。若い人の中には、第43代アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュの父として認識している人も多いと思います。父ブッシュに関してはネガティヴなイメージが付きまといます。現職大統領で二期目を目指すも落選(ビル・クリントンが勝利...
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2019-01-19 08:48
(連載2)問題は日韓関係ではなく韓国自身にある
松川 るい
参議院議員(自由民主党)
日本外交にとって朝鮮半島が重要であることに変わりはない。福岡と釜山はフェリーでたったの3時間の距離であり、かくも近接した場所に敵対的な国がいては面倒に決まっている。特に、狭い海を隔てて国境を接する韓国には、友好国でなくとも少なくとも敵国にはなってもらいたくない。しかし、その重要性は、海路でしか他国...
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